映画やアニメを観たりするのが好きだけど、

観終わった後、毎回「どこが面白かったのか」「なぜ面白かったのか」がなかなか言語化できない。
いつも「面白かった」で済ませてしまう。もっと自分の感想を深く表現する方法はないのか。

今回は「もっと作品を深く知りたい、お友達に伝えたい」というそんな情熱を持つあなたのお悩みに全力でお応えします。

 

作品語りの二大要素

まず、「面白かった」とか「つまらなかった」といった視聴後の感情は、作品を批評する上での重要な出発点になります。

そこで自分の感情を分析してみよう!

・どこでテンションが上がったのか?

(例:3話のラストシーン)

・そのシーンの何が凄かったか?

(例:絶体絶命のピンチを切り抜けた主人公の機転)

・それは自分にとててどんな意味があったか?

(例:諦めないことの泥臭さが、今の自分に刺さった。)

 

「論理的な批評」に発展させるためには、

自分の感情がどう動いたのかという「主観」

作品に何が描かれていたかという「客観」

を繋ぐことが重要です。

これだけで論理的でそれっぽい感じになります。

 

まずは、短い文章で構わないので「(A)だから(B)だ(描写✚感情)」という構文をつくってみてください。

×「あのアニメ、最高に面白かった」

「(A)日常の何気ない動作を丁寧に描いているから、(B)キャラが実在しているように感じられて面白かった」

「面白い」を「救われた」「驚かされた」「納得した」など、別の動詞に置き換えるだけでも言語化は一気に進みます。

作品語りのためのネタ作り

①演出の意図を考える

・​なぜここで「引き」の絵なのか? なぜ色が急にモノクロになったのか?

​これらを「製作者からのメッセージ」と捉え、「私をこう感じさせるために、この演出を選んだんだな」と逆算して考えてみてください。

②未知の経験との比較

作中に出てくる自分にはない経験(食べたことのない料理、行ったことのない場所など)に触れ、「なぜ自分は経験したことがないのか?」「やってみたいか?」と自分に問いかけることで話を広げられます。

③違和感や抵抗感を深掘りする

内容に対して感じた「なぜ?」という疑問や、少し納得がいかないという感覚を大切にしてください。それらは、自分の常識や価値観との違い(=自分自身の発見)を見つける絶好のネタになります。

④憧れや驚きを言語化する

「主人公みたいになりたかった」「予想外の展開だった」という単純な反応も立派な感想です。「なぜそう思ったのか」を掘り下げることが自己発見につながります。

劇中のどんな場面でも、自分にとって引っかかるところなら、何でもきっかけにできます!自分の心の動きを素直に言語化することが一番の秘訣です。

 

さいごに:アニメは2周しよう!

アウトプットすることを前提に鑑賞すると、作品に集中できないですよね。そこで想起されるはずだった感情も損なわれてしまいます。

観てる間に何を書こうか頭の中で考えてしまって、肝心の中身に集中出来なくなってしまいます。内容を正確に捉えずに批評することは「自分勝手な見方」になりがちです。

そうならないためにも、最低でも2回は同じ作品を視聴しましょう!

まず1回目は作品として純粋に楽しみましょう。

1回目を観て、この作品をみんなに伝えたいと思ったなら、2周目に突入しましょう。

2回目が重要です。いろいろ解析するつもりでゆっくり味わいながら鑑賞しましょう。

最初と見方が変わったり、新しい気づきも得られますよ。

 

あなたの「面白い」の正体、ぜひ言葉にして世界に解き放ってください。応援しています!