『ジョジョの奇妙な冒険』の世界へようこそ。

この作品は、一言で言えば「100年以上の時をかける、ある一族と宿敵の戦いを描いた、奇妙で奇抜で最高に熱い大河ドラマ」だと思っています。

ジョジョってどんな話?

ひとことで表現すると、

世代交代で紡ぐ「血縁と因縁」の物語

です!

英国紳士の家柄「ジョースター家」の血統と、宿敵であるカリスマ的な悪の化身ディオ(DIO)との因縁が一貫して物語の軸になっています。この因縁はジョースターの血を介して何世代にもわたって子孫や親戚に受け継がれていきます。

もうひとつ忘れてはならないのが「人間賛歌(にんげんさんか)」というテーマです。

 登場人物たちは、神様でも宇宙人でもない、普通の人間です。彼らが絶体絶命の危機に直面したとき、決して諦めず、自らの「信念」と「勇気」で運命を切り拓こうとする姿が、最高に熱く、泥臭く、美しい。作者は一貫して「運命に翻弄されながらも、自らの足で一歩を踏み出す人間の美しさ」を描いています。だからこそ、我々は彼らの生き様に胸を打たれるのです。

なんかいっぱいシリーズがあるみたいだけど、話はつながっているの?

「ジョジョ」の物語は「第1部」「第2部」のように「部」ごとに区切られています。ジョジョの最大の特徴といってもいいでしょう。部が変わるごとに主人公が代替わりしていき、物語の舞台もジャンルもガラリと変わります。

部が変われば、舞台(19世紀英国、1938年アメリカ、1980年代エジプト、イタリア、アメリカ…)も、ジャンル(怪奇冒険譚、ロードムービー、サスペンス、ギャングもの、プリズンものなど)もガラリと変わります。そのため、どこから読んでも新鮮な面白さがあります。

その「第1部」から始まった「部」が現在は「第9部」まで続いています。

ですが「ジョースター家とDIOの因縁の物語」としてみると「第6部」で一区切りついていて、「第7部」以降はこれまでの部とは、ほとんど完全に切り離された、いうなれば「パラレルワールド」的な位置づけになっています。

つまりジョジョは「長い一つの話をずっと読む」のではなく、部が変わるたびに新しい漫画を読み始めるような新鮮さを味わえるのです。

結論、「今からでも絶対に読む価値がある、漫画史に輝く唯一無二の傑作」です!