原点にして頂点!!ジョジョ第1部の魅力を解説
全てはここから始まった
記念すべき原点、『ジョジョの奇妙な冒険』第1部(ファントムブラッド)。人間賛歌の物語はここから始まったッ!
今回は本作の「みどころ」を完全初見の方に向けて、徹底的に解説します。鬼才荒木飛呂彦先生により、世に生み出されてから40年近経った今もなお、世界中で愛され、語り継がれる傑作となったのか。その理由がここにある!
1,うなる筋肉!!みなぎるパワー!!

第1部の作画は(とりわけ原作漫画においては)なんと言っても筋肉!屈強で筋骨隆々!このマッチョさは80年代当時の少年誌では王道でした。そんな流行りを色濃く反映して第1部の肉体美が生まれたのです。そんなキャラクタ―たちがビシッとポーズを決めればそれだけでその圧倒的な生命力がビシビシ伝わってきます。
2、無駄のない完璧な構成
第1部はコミックスわずか5巻分の物語でとってもコンパクトにまとまっています。主人公ジョナサンと宿敵ディオの出会いから、波紋の修行、そして最終決戦までが、無駄なく息つく暇のないテンポで一気に加速していきます。これがアニメ版(2012年)となると1クール未満の全9話でシリーズ通しても随一の展開の早さ。
3、正反対の二人の男による数奇な運命のドラマ
紳士を目指すジョナサンと、スラム街出身のディオ。この「光と闇」のような二人の対立を軸にしたストーリー。とてもシンプルでわかりやすい話だと思います。数奇な運命が絡み合い、互いの人生を激変させていくドラマに息を飲むことでしょう。
単なる爽快・勧善懲悪ものではなく、どこか切なさを感じさせるのもポイント。とくにラストシーンの美しさは何度強調してもし足りないぐらい。これが第3部、第6部へと世代を超えて受け継がれる「因縁」の始まりと思うと本当に感慨深い。
4、聞いたことある台詞しかない(インターネットで見たやつだ)
ネットミームとして有名な名台詞の数々!!ジョジョの台詞はミーム化されたものが多いが、とくにこの第1部に関しては異常なまでに突出している。しかし、あの有名な名言はいったいどのような文脈の中で発せされたのでしょうか。その真意を知れば、説得力は凄まじいものになるでしょう。
5、愉快な解説役

ジョナサンの最高の相棒、スピードワゴン!戦闘の様子をこれでもかと懇切丁寧に実況してくれるから、今何が起きているのかが分かりやすい。初心者フレンドリーな彼の存在が物語の熱量を何倍にも引き上げてくれます。
6、19世紀イギリス×吸血鬼のゴシックホラー!

古代文明の石仮面や吸血鬼やらで、第1部序盤は「能力バトル漫画」よりも「怪奇ホラー」要素が強く出ています。陰鬱でダークな雰囲気を漂わせており、独特の世界観です。ジョジョの中では異色作であることがうかがえる。
ジョジョ完全初見の方からすると、一見「古臭い」と感じるかもしれません。しかし、実際に触れてみると、その古さを置き去りにするほどの圧倒的な熱量に一瞬で引き込まれるはずです!とにかく熱量と勢いが凄いんです!!

